眠っているかもしれない珍品骨董品

何とも多趣味な父の同級生がいまして、今は海外で暮らしている人なのですが、父の同窓会があるとかで日本に帰ってきていました。
父が学生の頃の親友だそうで、一人で帰ってきた父の友人は私の家に泊まっていきました。
同窓会の翌日、父とその友人と夕食を囲み、なかなか渋い話になりました。
父の友人が、骨董品を集めているらしく、もしかしたら私の父の実家にある柱時計が結構価値のあるものかもしれない、という会話をしていたんです。
私も見たことのある柱時計ですが、いかにも昔の柱時計で、私からするとザ・レトロ。
そこから話は広がって、祖父がどこかから譲り受けたのか骨董品がいくつかあるのだそうです。
父も骨董品には疎いので、ただのモノと思っていたそうですが、父の友人曰く、もし捨てるなんて考えているなら一度買取とか見てもらったら？と。
父の友人は、父の実家を知っていて柱時計のことは記憶しているそうです。小さい頃に何度も見ているからですね。
私が小さい頃には、その柱時計は音を出していましたが、ここ何年かは音を出していない気がします。私ももはや覚えていないレベルです。
父が言うには、祖父はラジオや蓄音機が好きだったらしいです。柱時計はそのまま居間の時計として使っていたそうですが、ラジオや蓄音機もそのまま取っておいてあるそうです。
祖父もどこにあるか忘れてるんじゃない？とも思いましたが、きっと大事に仕舞ってあるのだろうと。

その辺りから話に乗ってきたのは母でした。「骨董品の買取依頼してみる？」
父の友人は大爆笑。祖父がどう思うかは別として、父と母の間では、この日依頼、骨董品買取のことしか頭にないようです（笑）。
もしかしたら、祖父が取っておいているコレクションに、すごい価値があったりして！
私も内心、ワクワクしてたりします。